初節句 お雛さまと市松人形

少し前ですが…
マイベイビーが初節句を迎えました

初節句とはその名の通り
生まれて初めて迎える節句のことです

うちは女の子なので桃の節句（3月3日）です

お宮参りの時に一緒に撮りました

そもそも桃の節句ってなんぞや？
お雛さまを飾る…くらいしか知りません

元々は貴族が産まれた女の子の
厄除けと健康祈願ではじめた行事のようです

お雛さまは赤ちゃんに降りかかろうとする
災厄を代わりに引き受けてくれるという役割があります

つまりお雛さまはお守りのような物なんですね

そういえば何処かの風習に雛人形と災いを川に流す
「流し雛」なんてものもありますね

母にお雛様も買って貰って
ちらし寿司も作って
ささやかな初節句でした

雛人形というと、
お内裏さまとお雛さまがセットのを思い浮べませんか？

今回買って貰ったお雛さまです

わたしが産まれた時に買って貰ったのは市松人形だったので、
お内裏さまとお雛さまのセットの雛人形を
持っている人を羨ましく思ったものです

市松人形とはこういうのです
夜に見るとちょっと怖い感じ

わたしが産まれた南米ベネズエラには
お雛さまはもちろん売っていません

わたしのおばあちゃんが日本から送ってくれたのです
あまり大きいのは送れないので市松人形にしてくれたようです

30年近く前の南米ですから
郵便事情も良くなかったのでしょう、
市松人形はいつまで経っても届きませんでした

おばあちゃんはとてもその事を心配していて、
何の因果か3月3日に亡くなりました

おばあちゃんが亡くなって暫くしたある日
市松人形が届いたそうです

だから母はおばあちゃんが届けてくれたんだね～
と言って大事に飾っています

わたしはおばあちゃんに会うことはできなかったけど、
市松人形を通しておばあちゃんが
見守ってくれているのではないかと思っています

だから何となくお雛さまには思い入れがあります

来年はハノイでお雛さまを飾って家族でお祝いしたいな